自律神経失調症の原因

自律神経失調症の原因

前回の記事で自律神経失調症についてご紹介しました

自律神経失調症が進んでいくと以下のような症状に発展してしまう可能性もあります

  1. 過敏性腸症候群
  2. 機能性胃腸症
  3. 線維筋痛症
  4. 慢性疲労症候群

このような症状を抱えないようにこちらの記事では自律神経失調症の原因をご紹介します!

私が院で施術をする際にお話しを伺っていると主に

  1. ストレス
  2. 生活習慣の乱れ
  3. ホルモン

前回の記事でもご紹介したように自律神経は自分の意志とは無関係に体の調整をしてくれています

自分の意志で消化を止めたいとおもっても意思とは関係なく体は消化します

日々の仕事や生活の中で生じるストレスとそれを受け止める性格も要因になっていると感じる時があります

1、ストレス

性格やいわゆるストレス耐性もイメージしやすいですが、高温環境や騒音環境、振動なども物理的ストレスとして心身が疲労して自律神経失調症になってしまう要因になっているかもしれません

ストレスがかかると体は闘争状態、戦いの状態に移行して心臓の鼓動や呼吸は早まり、体はこわばります

この状態が続くと神経やからだのバランスが崩れていきます

2、生活リズム

私たちの体には体内時計があり、一日24時間ごとの規則正しいリズムがあります

このリズムに従って自律神経の働きが調整されてオンとオフのメリハリをつけてくれています

最近は生活の夜化が進んでいます

平日22時以前に就寝している人は全体の25%に減っているようです

夜型生活になると本来は副交感神経優位になるはずの夜に交感神経優位が続いてしまいます

こういった生活の連続は自律神経失調症に繋がりやすくなってしまいます

3、ホルモン

ホルモンバランスも自律神経失調症に大きく関与する要素になります

特に関連性の高いホルモンは甲状腺ホルモンがあります

甲状腺ホルモンはネガティブフィードバック機構といって分泌過剰にならないように抑制的に働いている時間が多いです

橋本病やバセドウなどの甲状腺疾患にかかってしまうと自律神経失調症に似た状態になってしまう事があります

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