台風が来ると体調が悪くなる?「気象病」について
この記事を書いている2024年8月16日現在世間は台風7号(名前はアンピルというそうです)で一杯です。
私も午前中は頭が重くて少しズキズキとしました。
こういった低気圧による体の不調は「気象病」と呼ばれ近年注目を集めています。
気象病は気候や天気の変化が原因で起こるカラダの不調の総称で頭痛やめまい、疲労感、関節痛、気分の落ち込み、吐き気など様々な症状を起こす可能性があります
《気象病の代表的な症状》
・めまい
・頭痛
・疲労感
・吐き気
・首や肩の凝り
・低気圧
・関節痛
・痛み(特に古傷)
・手足のしびれ
・うつ
・喘息発作が出やすくなる
気象病の原因は?
気象病は気圧・気温・湿度など気象の大きな変化によって自律神経が乱れる事が原因で起こると考えられています
気象病になりやすい人の特徴は?
自律神経のバランスが崩れやすい人は間違いなく気象病になりやすいと言えるでしょう
自律神経は心臓や血圧、消化器などの機能を調節する神経で内外からの刺激に対して反応します。
以下のような方は気象病になりやすいでしょう
・男性よりも女性の方がリスクは高い
・若年者は頭痛、高齢者はめまいのリスクが高い
・PMS(月経前症候群)や、更年期障害がある人
・乗り物酔いしやすい人は気象病になりやすい
気象病と耳の関係
気圧の変化によって気象病が出やすいのは「内耳」という機能が関係しています
内耳は主に、耳で受けた情報を脳や神経に伝える役割を持っています
近年の研究により内耳の前庭には気圧の変化を感知する能力があります
おそらく気象病を訴える多くの方はこのセンサーの感度が高すぎるあまり、過剰に気圧の情報を脳に与えて結果として自律神経のバランスが崩れて気象病の症状が出てしまいます
こういった症状の人には鍼灸や漢方が非常に有効です!
気象病に似た症状に悩んでいる方は是非鍼灸施術をご検討ください