患者さんの治療例 肩こり編
- 患者さんの来院までの流れ
女性30代 デスクワーク 肩こりや首コリからくる頭痛を苦にして来院
一日7.8時間の労働時間の多くを座っている姿勢で過ごしていて頭痛も併発
マッサージもためしてきたが、今回は初めての鍼灸を試して見たいという主訴で家が近い当院に来院
- 診察と治療方針
石尾の鍼灸師としての見立てと治療を進めるうえで注意した点
かなり多忙な方でパソコン作業や各種の頭脳労働や会議によるストレスにより肩こりや首コリ、また頭皮がとても硬くなっていました
治療自体の円滑な進行も大事ですが、この方の場合は生活自体の負荷が強いのでリラックスする習慣などをもっと導入してもらえるように施術後にアドバイスする必要を感じました
- 施術の内容
一、頭部の施術でリラックス効果
こういった頭脳をつかった労働スタイルの方には頭にあるツボがよく効きます
例としては『百会・角孫・前庭・曲差』などに標準的な太さの鍼をさします
これらの頭のツボに鍼をしてあげると頭皮と頭蓋骨の間にある結合組織や筋肉に多くの血流が回るので皮膚が柔らかくなり良い効果があります
二、東洋医学的な処置
大きく分けて2つの処置をしました
- 奇経治療
この施術はツボの流れを利用してお灸すると凝っている筋肉や痛みが緩和されます
具体的には『後渓・申脈・内関』などにお灸をします
- 腎経と脾経の補法
こちらは少し専門的な部分になるので、読み飛ばしてください。
腎経と脾経というツボの流れが悪くなっているように感じたのでそれぞれ適切に処置をしました。
経絡の特徴を少し紹介します。
腎経:体のだるさ、体内の水の流れが悪い(むくみ)、疲れやすい
脾経:体のむくみ、食の細さ、意志薄弱、寝起きがだるい
三、背部の治療
体勢を変えてうつ伏せで首周り、肩回りの施術をさせて頂きました。
風池、大椎の左右脇、天柱、肩髎、肩井
筋肉の硬い部分を集中的に施術して緊張をほぐしていきます。
次の記事に続きます。
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