日曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか?

「明日からまた仕事か…」と、なんとなく気分がソワソワしたり、憂鬱になったりしていませんか?

楽しい週末を過ごした後なのに、ベッドに入っても目が冴えてしまったり、眠りが浅かったり…。 これは、あなただけではありません。多くの人が日曜日の夜、憂鬱な気持ちを抱えています。

その最大の原因は、もしかしたら「自律神経」の切り替えがうまくいっていないからかもしれません。 今回は、なぜ日曜日の夜に眠れなくなるのか、その仕組みと、今夜からすぐに試せる「リセット術(ツボ)」をご紹介します。

なぜ「日曜の夜」に調子を崩しやすいのか?

  • キーワードは「アクセル」と「ブレーキ」
    • 私たちの体には、「自律神経」という活動・緊張モードの「アクセル(交感神経)」と、休息・リラックスモードの「ブレーキ(副交感神経)」があります。
    • 普段、夜になると自然に「ブレーキ」が踏まれて眠る準備が整います。
  • 日曜の夜に起こっていること
    • 「明日からの仕事やタスク」を無意識に考えて、体が緊張し始め、早めに「アクセル」を踏んでしまっていることがあります。
    • また、週末の疲れが残っている、ということもあるかもしれません。
    • (私も二歳の子供がいるんですが、週末になると息子の相手をします。今日みたいな雨の日は外に連れ出さないまでも、それはそれで家の中で息子と過ごすので、結構疲れます。)
    • まさに**「アクセル」と「ブレーキ」を同時に踏んでいるような状態**で、神経が高ぶってリラックスできずに眠れなくなってしまうのです。

今夜すぐ試せる!自律神経を整える「リセットツボ」3選

  • これから、その高ぶった「アクセル」を鎮め、リラックスする「ブレーキ」を優しく踏む手助けをしてくれるツボを3つ、ご紹介します。

1. 神門(しんもん)

  • 場所: 手首の内側、小指側のシワの上にあるくぼみ。
  • 効果: 「心の門」という名前の通り、精神的な緊張や不安を鎮め、心を落ち着かせてくれる代表的なツボです。

<b><b>2. 内関(ないかん)</b></b>

  • 場所: 手首の内側のシワから、指3本分ひじ側に行ったところにある、2本の腱の間。
  • 効果: 胸のつかえや不快感にも効くツボで、「神門」とセットで押すことで、高ぶった「気」を鎮め、リラックスさせてくれます。

3. 失眠(しつみん)

  • 場所: 足の裏、かかとの中央(ふくらみの真ん中)。
  • 効果: ここはお風呂の時に自然に押してあげるのも、結構オススメしています。お風呂でも有効ですが、シャワーの時に軽く、石鹸などを潤滑剤がわりにしながら足の裏全体を刺激してあげると、足が全体的にポカポカして、よく眠れる体に整ってくれます。

ツボ押しと合わせ技!「+α」のリラックス工夫

  • これは私もなかなか難しいんですが、最後におすすめの工夫として、**「寝る30分前からはスマホを見ない」**ことをオススメしています。
  • 私の場合は、スマホの代わりに**「小説を読む」**ことで、30分から1時間、物語の世界に入って体と心をリラックスモードに切り替えています。

【まとめ】

  • 日曜日の夜の不調は、「明日から頑張ろう」と思っている真面目なあなたにこそ起こりやすいものです。
  • もし、こうしたセルフケアだけでは追いつかない慢性的な不眠や自律神経の乱れがある場合は、我慢せず、ぜひ「横浜明堂鍼灸院」までお問い合わせください。