スマホの代わりに「文庫本」を。鍼灸師が教える、首と心に優しい通勤時間の過ごし方

こんにちは、横浜明堂鍼灸院の石尾です。

突然ですが、こんな話を聞いたことはありませんか? 「スマホを見ている時の首には、8歳の子供(約27kg)が乗っているのと同じ負担がかかっている」

数字の正確さはさておき、感覚としては非常に納得がいきます。 実際に当院に来院される患者様を診ていても、スマホの使いすぎによる「スマホ首」や、そこからくる頑固な肩こりの方は年々増えていると肌で感じています。

鍼灸師も悩む「デジタル疲労」

偉そうなことを言っていますが、実は私自身も例外ではありません(笑)。 仕事柄、情報のチェックやSNSの更新はどうしてもスマホ頼りになります。気づけば背中を丸め、小さな画面を凝視している…。 「鍼灸師が首コリになってはいかん!」と反省する日々です。

特に最近は、ショート動画などが次々と流れてくるため、脳が過剰な情報を受け取りすぎて「デジタル疲労(脳疲労)」を起こしやすいと言われています。 なんとなく頭が重い、やる気が出ない…というのは、この情報の飲み過ぎが原因かもしれません。

そこで、スマホを「文庫本」に変えてみました

脳と首を休めるために私が始めたのが、「通勤時間のスマホを文庫本に変えること」です。

もともと小説は好きで、秋冬はホラー小説を読むのが恒例なのですが、春の読書もまた良いものです。 ブルーライトを浴びる代わりに、紙のページをめくる。これだけで、不思議と頭のモヤモヤが晴れていきます。

今ハマっているのは「富樫倫太郎」さん

せっかくなので、最近私が夢中になっている作家さんを紹介させてください。 富樫倫太郎(とがし りんたろう)さんという方をご存知でしょうか?

警察小説と時代小説の「二刀流」で活躍されている作家さんなのですが、どちらも本当に面白いんです。

最近、ブックオフで100円で購入した(笑)『S.A.S. (生活安全課0係) ファイヤーボール』という作品を読んだのですが、これが100円とは思えないほどのエンターテインメントでした! アメリカのドラマのようなテンポの良さと、強烈なキャラクターたち。文体も読みやすく、難しいことを考えずに物語の世界に没頭できます。

こうしてエンタメに向き合い、頭を空っぽにして楽しむ時間は、結果として脳の最高のリフレッシュになります。 「最近、紙の本を読んでないな」という方は、ぜひ富樫倫太郎さんの作品を手に取ってみてください。歴史モノも警察モノも、ハズレなしですよ!

最後に:首を守る「読書の姿勢」

ただし、読書に夢中になりすぎて下を向いてしまったら、スマホと同じで首を痛めてしまいます。 鍼灸師として、おすすめの読書姿勢をお伝えします。

  1. カバンを膝に置く
  2. その上に肘を乗せる
  3. 本を目線の高さまで上げる

ポイントは「下を向かない」こと。そして、章の区切りなどでたまに天井を見上げて、深呼吸をすることです。

「物語で心をリフレッシュさせ、治療で体をメンテナンスする」 そんなバランスの良い生活で、春を元気に過ごしましょう!

首や肩の辛さが抜けない時は、いつでも当院にご相談ください。