オススメの週末の過ごし方

いや〜、本格的に寒くなってきましたね〜! 体に染みる寒さです。

最近、 「手足が氷みたいに冷たい!」 「靴下を重ね履きしても、なんか温まらない…」 「お風呂でせっかく温まったのに、すぐ冷えちゃう(泣)」 …なんてこと、ありませんか?

それって、外が寒いだけじゃなくて、もしかしたら「体の内側」が冷えてるサインかも?

冬を元気に乗り切るには、外から温めるだけじゃなく、自分の中から熱を作るパワー(生み出す能力)を高めるのが、すごく大事なんです。

なんで「冷え」ちゃうの?

東洋医学では、昔から「冷え」を「ただ気温が低いから」だけとは考えなかったんですね。 (昔の中国に現代みたいな便利な暖房器具はなかったですからね)

それよりも、「自分の中から熱を発するパワー」をすごく大事にしてたんです。

具体的に言うと…

  • 体を温めるパワー、「陽気(ようき)」が足りてない
  • 全身に熱を運んでくれる「気血(きけつ)」の巡りが悪くなってる

こういう状態だと、体は熱を作れなくて、どんどん冷えやすくなっちゃうわけです。

というわけで、今回は! この「陽気」をチャージして、「気血」の巡りを良くしちゃう、体を温めるのにおすすめのツボを3つ、紹介しますね!

鍼灸師が選ぶ「温活ツボ」ベスト3

家で簡単に押せるやつを厳選しました!

1.三陰交(さんいんこう)

まず、「冷え」といえばこのツボです。

  • 場所: 内くるぶしの一番高いところに小指を当てて、そこから指4本分あがったところ。(スネの骨のすぐ後ろ!)
  • 特徴: 冷えだけじゃなく、女性のお悩みやむくみにも使われる「万能ツボ」なんです。

2.湧泉(ゆうせん)

名前の通り、「泉が湧く」というエネルギーのツボです。

  • 場所: 足の裏のど真ん中あたり。足の指をギュッと曲げたときに、一番へこむところ!
  • 特徴: 下半身の冷えとか、立ち仕事で「あ〜足が疲れた〜」って時に、ぜひ押してみてください。

3.気海(きかい)

お腹にある、全身を温めるめちゃくちゃ大事なツボ!

  • 場所: おへそから、自分の指で2本分まっすぐ下。
  • 特徴: 「気の海」って呼ばれるエネルギーの源。お腹を直接温められるのが最高なんです。

ツボの効果をブースト!「プラスα」のケア

これらのツボ、指で「イタ気持ちいいな〜」って押すだけでもOKですが、もっと効果を上げる方法も教えちゃいます!

「お灸」でダイレクトに温める 上で紹介したツボ(特に三陰交や気海)は、お灸で芯から温めるのが、めちゃくちゃ効果的!市販の「せんねん灸」みたいな、火が直接肌につかないタイプなら家でも安心ですよ。

「カイロ」で温める 「お灸はちょっとハードルが…」っていう人は、カイロで十分! お腹の「気海」と、その真裏にあたる腰の「命門(めいもん)」あたりをカイロで挟み撃ちする!これ、体幹が温まって、全身の血の巡りが良くなるんで、超おすすめです。

「お風呂」でマッサージ もちろん、基本は毎日のお風呂。湯船にしっかり浸かって体を温めながら、お風呂の中で「湧泉」や「三陰交」をマッサージするのも良いですね〜。

まとめ

はい!今日は、体を温めるツボ「三陰交」「湧泉」「気海」と、そのケア方法を紹介しました。

大事なのは、毎日ちょっとずつでも「あ、やろ」って続けてみることです。

「セルフケアを頑張っても、なんか冷えが取れないな…」 「冷え以外にも、なんか調子が悪い…」 そんな時は、我慢しないで、ぜひ一度ご相談ください。

鍼灸施術で、あなたの体質をしっかり見極めて、冷えの「おおもと(根本原因)」からアプローチしていきますよ!

本格的な冬を、一緒に元気にポカポカで乗り切りましょうね!