鍼灸と漢方

鍼灸と漢方

今日は鍼灸と漢方について記事を書こうと思います!

日本では漢方と鍼灸はしっかりとすみわけされている歴史が江戸時代から続いています

鍼灸や東洋医学というのはアジアでも日本、中国、韓国の3つの国で盛んにおこなわれていました

ですがそれぞれの国で特色が違うんです

ざっくりですが

  1. 中国 刺激が強い針が多い 東洋医学発祥の国 鍼灸や医学では地域差が大きい モンゴルに一度支配されていて失伝している医学書がいくつかある
  2. 韓国 独特な鍼の流派が多い(手にのみ鍼をする施術など 例 高麗手指鍼)

食事と医学がより密接に繋がっている (例 東方医鑑)

3、日本 戦国末期から江戸時代にかけて鍼灸のルネッサンスが起きる (例 盲人の鍼灸師 菅鍼法)

これは私の印象や感想ですのであしからず

参考文書は

針灸の歴史: 悠久の東洋医術 (あじあブックス 77) | 小曽戸 洋 |本 | 通販 | Amazon

↑は分かりやすい名著なので鍼灸師の先生や学生さんは是非!

さて

歴史的な側面はさっくりとこんな感じなのですが、実際の私の治療院ではどのように漢方をご紹介するかというと近くの漢方薬局をご案内して別でかるい問診を受けてもらって処方して頂いています

西口に一店舗面白い漢方薬局があるんですね

最近の私の患者さんでは

1、動悸と息切れが気になる患者さん

2、のどのイガイガが気になる患者さん

3、ストレス性胃腸炎

4、左のみの肩凝りと食後胸のイライラ

こういった方には漢方は向いていると思います

内科疾患の症状が強い人は漢方を併用すると良い印象ですね

必ずしも鍼灸のみが助けになるわけではなく、包括的なケアが出来るようにこれからも頑張ります!


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