片頭痛が鍼灸施術で良くなった患者さんの例
こちらの記事では片頭痛の患者さんがどのようなお悩みを持って鍼灸施術を選択してどういった経過をたどったかをご紹介したいと思います
- 患者さん(女性 30代 デスクワーカー)
肩こりや首コリと片頭痛を併発している
今年は台風による低気圧も体調悪化の引き金になっているのを感じている
普段は鎮痛薬を服用して抑えているが、今年の低気圧はとても重いので鍼灸を試してみることに
蛍光灯や振動、音などは体調にはあまり影響なし
頭痛が激しくなるとすわっている状態でも厳しく仕事を早引けしてしまう事もあるよう
上半身の倦怠感や眼精疲労もあり
- 鍼灸を試してくれたきっかけ
鎮痛薬や整体マッサージを使って症状をコントロールしてきたが、友人や同僚のススメで鍼灸を選択(ありがとうございます!)
- 鍼灸施術の内容
私はこういった芯のある硬い肩凝りや首コリにはお灸をすることを好みます
- 手三里 肩凝りに良いツボ
- 内関or曲池 内関はストレスを伴う疲労には特効です 曲池はノド風邪にも気になる症状がある際に使用します
またお灸以外にも硬い肩や首の筋肉に鍼をしたり直接お灸をする事も多いです
東洋医学的には気や血が体の上に上がってしまって下りてこれない人が多いので施術もリラックスしんがら気が下に降りてくるような鍼をします
それでもコリが残る場合にはストレッチも併用します!
- 経過
施術直後は良い状態になっていたので、いくつか生活面でのご提案をしました
例としては
1、マルチビタミンを摂る
2、鉄分、葉酸を摂る
3、なるべく安静にリラックスして過ごせるように心掛ける
今は一か月に1回ほどの来院で経過を診ています
台風の季節が過ぎつつあることもあり、快方に向かったと思います
- 結び
この方のケースではやはりデスクワーク疲れや筋肉疲労をどのように解消するかという点
また栄養面でのカバーをしっかりとしたことが功を奏したと思います!
鍼灸はもちろん総合的に患者さんのことをみてケアさせて頂きますのでよろしくお願いします!