デスクワーク限界のあなたへ。その「目の奥の痛み」は体が発しているSOSです

こんにちは。横浜明堂鍼灸院、院長の石尾夏海です。

12月も半ばに入り、今年も残り2週間ほどとなりました。 横浜駅周辺も、年末らしい慌ただしさと華やかさを感じます。

皆様のお仕事状況はいかがでしょうか? 当院にいらっしゃる患者様からも、 「年末の締め切りに追われてパソコンから離れられない」 「ずっと画面を見ているので、夕方になると目がシパシパする」 といった、悲鳴にも似たお声が多く聞こえてきます。

長時間のデスクワーク、本当にお疲れ様です。

集中していると気づきにくいですが、皆さんが思っている以上に、目は過酷な疲労を抱えている可能性があります。

  • 目の奥がズーンと重い
  • 眉間やこめかみが痛い
  • 首や肩が鉄板のように硬い

これらはすべて、体が「もう限界だ!」と叫んでいるサインです。 特に冬場は暖房による乾燥も加わって、目にとってはダブルパンチの過酷な環境。 この「眼精疲労」をそのままにしておくと、頑固な頭痛、自律神経の乱れ、睡眠の質の低下にもつながってしまいます。

そこでおすすめしたい簡単な解決策が、「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」のマッサージです。 後頭下筋群とは、首の後ろ側、頭蓋骨と首の骨の境目にある筋肉の集まりです。ここを親指で優しくほぐしてあげると、副交感神経が優位になり、リラックス効果が抜群です。目の疲れとも直結している場所なので、視界がスッキリしますよ。

そしてやはり、限界を迎えた眼精疲労には鍼灸治療がおすすめです。 鍼(はり)は、手では届かない体の深部に直接アプローチできるので、目の周りや首の付け根の凝り固まった部分をダイレクトに緩めることができます。

これから仕事納めまでのラストスパートを駆け抜けるためにも、体の手入れは欠かせません。 仕事を無事にやり切って良い年を迎えるために、一度メンテナンスをしてみませんか?