4月8日は「花まつり」🌸 仏教と鍼灸の意外な深い繋がり
今日、4月8日はお釈迦様の誕生を祝う「花まつり(灌仏会)」です。
日本の多くのお寺では、花で飾られた小さなお堂(花御堂)に立つお釈迦様の像に、「甘茶(あまちゃ)」という甘いお茶をかけてお祝いする伝統的な風習があります。
実はこの「甘茶」、単なる甘い飲み物ではなく、ユキノシタ科のアマチャという植物の葉を発酵させたもので、東洋医学や漢方の世界でも古くから生薬として親しまれてきました。 抗アレルギー作用や消化器系を整える働きがあるとされており、季節の変わり目で体調を崩しやすい春にぴったりの、理にかなったお茶なんです。
お寺や仏教の行事でこうした生薬が使われるのには、実は歴史的な背景があります。皆さんは、仏教と「鍼灸」に深い関わりがあるのをご存知でしょうか?
江戸時代以前の医学書や鍼灸の専門書は、そのほとんどが「漢文」で書かれていました。(江戸時代になってかな文字文化が発達すると、貝原益軒の『養生訓』のような一般向けの分かりやすい養生書も登場しますが、それまでは漢文が主流でした。)
当時の日本において、その難解な漢文を読み解くことができた知識層といえば、仏教の経典を読む「仏僧」たちでした。そのため、僧侶が医学や鍼灸の知識を修め、人々の治療にあたっていたという歴史があるのです。仏教と鍼灸は、同じ知識層によって発展してきた兄弟のような関係とも言えますね。
春は新生活のストレスや環境の変化で自律神経が乱れたり、疲れがなかなか抜けなかったりする季節です。
「なんとなくスッキリしない」「春の疲れが溜まっている」と感じたら、ぜひ横浜明堂鍼灸院で、歴史ある東洋医学のアプローチで心と体をリセットしましょう!

