横浜の街角から:Tシャツの外国人と、ダウンの日本人
外国人はTシャツ、日本人はまだダウン。正解はどっち?
こんにちは、鍼灸師の石尾です。
もうすぐ「立春」ですね。 暦の上では春……と言っても、まだまだ寒い日が続きます。
最近、横浜の街を歩いていると、面白い光景を見かけます。 観光に来ている外国人の方は、晴れた日にはもうTシャツ一枚で歩いていたりするんです。 一方で、日本人はまだしっかりダウンコートを着込んでいます。
「今日は暖かいし、あの人たちみたいに私も薄着でいいかな?」 なんて真似をしたくなりますが……
ちょっと待ってください! それが「春バテ」の入り口かもしれませんよ。
実は、筋肉には体を動かす以外に、「体温を作り出し、保持する」という大事な機能があります。 欧米の方は日本人より筋肉量が多く、基礎体温も高い傾向にあるので、彼らにとってはTシャツでも快適なんです。 つまり、彼らが薄着だからといって、私たちが同じ格好で大丈夫とは限りません(笑)。
さらに言えば、今の時期に怖いのは「寒暖差」です。 前日との気温差や、朝晩の冷え込み。最近けっこう激しいですよね。
一般的に、7度以上の気温差があると、私たちの自律神経は体温調節のためにフル稼働し、「過労状態」になってしまうと言われています。 もし皆さんが今、「なんとなくダルい」「眠い」「頭痛がする」と感じているなら、この寒暖差疲労が原因かもしれません。
東洋医学では、春一番のような強い風と共に、病気の元(邪気)が入ってくると考えます。 これを「風邪(ふうじゃ)」と呼びます。
この邪気の侵入口となるのが、首の後ろにある「風門(ふうもん)」というツボです。 (文字通り「風の門」と書きます。治療でもよく使う重要なツボです!)
ここをしっかり守るためには、日中は暖かくても、マフラーやストール、ネックウォーマーなどで「首」を温めることが何より大事です。 実は「3つの首(首・手首・足首)」を冷やさないことが、この時期を元気に乗り切るコツなんです。
春らしい薄着でおしゃれを楽しみたい気持ちはすごく分かりますが、もう少しだけ体を守って、本格的な春に備えていきましょう。
「もう既にダルさが抜けない……」という方は、自律神経の調整が得意な鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか? 横浜の治療院でお待ちしています。

