東洋医学的な痰について

今日はちょっとマニアックな話になります

さいきん家族が春風邪をこじらせていよいよ私も最近気道に痰が溜まりやすくなってしまっているので服用している漢方や痰が出ることに対する考え方を記しておこうと思います

  1. 東洋医学の体液論 血と津液

まず東洋医学において体内の液体は大きく分けて血(けつ)と津液(しんえき)に分けられます

血というのは物質としての血と生理学的な血液の二つの意味合いを持っています

解剖学的には酸素が含まれて心臓から直接ポンプされる動脈血と酸素を失った静脈血があるのですが、東洋医学ではシンプルに血と表現されます

血の病の中には於血や血虚、血熱などの血の虚実や寒熱といった概念で病を発症するという理解がなされています。血と比較すると津液というのは血以外の体液を古代中国人が観察したときにまとめて名付けたと私は考えています

文字の中には津液を区別するための感じとして

鼻水 洟

よだれ 涎

といった文字もあるので津液の病の中でもそれぞれの工夫をして対処していたのだろうと推測します

ちなみに「夷」という文字には外敵や外から来たよそ者のような意味合いがあります

漢民族以外のものを外夷という言葉で表していたこともあったようです

自分の体から出るものだけれども外に出るからこの字を当てはめたのでしょうか?

東洋医学の漢字って面白いです!

2、私の症状と東洋医学的な処置

東洋医学には二つの体液の概念がある中で今回の私の問題は

  • 鼻水と痰が出る
  • のどが少し痛み、声も擦れている
  • 熱はない 関節に痛みや倦怠感もない

↑の事からいわゆる熱や風邪とは違い鼻腔や口腔咽頭の軽度な炎症で全身性の症状ではないという判断から

気虚による免疫不全により家族から感染した鼻口周辺の粘膜炎症だと考えました

各々の先生によって考え方は違うとは思うのですが、私は「麦門冬湯」という証決定で今日から服用を始めました

症状も強くないので漢方をとっても取らなくても数日内で収まりそうなものですが、自分の体は一番良い実験材料なので試してみます!

明日は漢方の生薬についてブログ書きます!


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