春のセルフケア:新生活の「気」の消耗を防ぐ、夜の過ごし方
こんにちは。横浜明堂鍼灸院の石尾です。
今日はお疲れ様です。4月2日の木曜日、新年度がスタートして2日目ですね。
我が家では、息子が無事に初日の預かり保育を終えて帰ってきました。やはり新しい環境での気疲れや緊張もあったのでしょう。昨日の夜は少しわがままを言って、そのあとコテッとぐっすり眠ってしまいました。何はともあれ無事に一日を過ごしてくれて、親としても本当に感謝とホッとする気持ちでいっぱいです。
この記事を読んでくださっている皆さんも、お子さんがいる方はそれなりの疲労が、またお子さんがいなくても、ご自身の職場の環境が変わって気疲れしているという方が多いのではないでしょうか。
「五月病」という言葉はよく知られていますが、やはりその手前の「四月」、新しい環境に身体や心を順応させていくこの時期特有の疲労というものがあるんですよね。
さて、東洋医学では「自然と体はひとつである」と考えられています。春になり、新芽が土から顔を出すように、私たちの体の中でも「気(生命エネルギー)」が上へ上へと昇りやすい季節になります。そのため、頭に気がのぼって冴えてしまい、夜うまく眠れなくなってしまうことがよく起こります。
そういった時期に、夜しっかり休めるようになるための過ごし方を3つご提案したいと思います。
1. 情報を遮断して「目」を休める
まずは、スマートフォンやテレビなどの情報を遮断して、しっかり目を休ませてあげてください。頭に昇った気を静め、良質な睡眠をとるためには、視覚からの刺激を減らすことがとても重要です。
2. 胃腸を温めて「気」を作り出す
「気」というのは、胃腸で食べ物を消化・吸収することによって作られます。特におすすめなのは、睡眠ホルモンの材料となる「トリプトファン」が豊富に含まれたお豆腐のお味噌汁や、大豆製品です。こういった温かくて消化の良いものを夜に摂ると、胃腸をホッと休ませることができて非常に効果的です。
3. ツボ「膻中(だんちゅう)」で胸の緊張を解く
無意識の緊張で呼吸が浅くなっていたり、作業中に息が止まってしまっていることはありませんか? こういった時は、左右の乳首を結んだ線の真ん中にあるツボ「膻中(だんちゅう)」をケアしてみてください。ここを指で優しく押してあげるだけで、フワッと胸のつかえが取れて、深い呼吸ができるようになります。
新生活が始まり、無意識のうちに頑張りすぎている時期です。 まずは今夜、ご自身をたっぷりと甘やかして、ゆっくり休んでくださいね。週末まで無理せず、自分のペースで行きましょう。

