一年で最も「陽」の気が高まる「夏至」。東洋医学から紐解く、冷房に負けない夏の養生法

こんにちは。横浜明堂鍼灸院の石尾です。

さて、本日は私事ですが、妻が第二子となる息子を出産する日を迎えました。これから病院に向かい、息子の誕生を見届ける予定です。私にとって非常に感慨深いタイミングでのブログ更新となります。

さて、明後日の6月21日は二十四節気のひとつ「夏至(げし)」になります。 一年の中で最も昼の時間が長く、夜が短い日です。最近は夕方遅くまで外が明るかったり、朝も早い時間から日差しが差し込んできたりと、季節の確かな移ろいを感じるようになってきましたね。

本日は、この「夏至」という節目を東洋医学の視点から紐解き、これから本格化する夏の「冷房病」から身を守るための養生法についてお話しします。

■ 夏至と「陰陽消長(いんようしょうちょう)」 東洋医学には「陰陽消長」という考え方の法則があります。陰と陽はお互いが消えてしまうことはなく、高めあったり低くなったり、常にバランスを取りながら動いていくというものです。

その中でも夏至というのは、「陽」の気が極まるタイミングになります。 しかし、陽が極まった後、それはずーっと極まったまま続くわけではなく、静かに「陽」から「陰」へと切り替わっていきます。こうした自然界のエネルギーが大きく変化する季節の変わり目には、人間の身体も自律神経のバランスを崩しやすく、体調変化が伴いやすいのです。

■ 現代の夏に潜む罠「冷房病」 また、それとは別に気をつけなければいけないのが、現代の夏に潜む罠「冷房病」です。

本来、夏はたくさん汗をかいて体内の熱を外に逃がす季節です。しかし、どこへ行ってもキンキンに冷房が効いている現代では、外の猛烈な暑さと室内の極端な寒さを行き来することになります。

自宅の中であれば温度設定で調整ができますが、どうしようもないのが電車やバスなどの公共交通機関ですね。乗った瞬間にフワッと寒くなり、降りた時にムワッと暑くなる。この急激な温度差が、体温調節を司る自律神経をパニックに陥らせ、倦怠感、頭痛、胃腸の不調といった症状を引き起こしてしまうのです。身体の神経が本当に疲れてしまいます。

■ 鍼灸で自律神経を整える 「もうすでに身体が重だるい」 「梅雨時期は本当に体調がきつい」 「首や肩の凝りからくる頭痛が止まらない」

そんな方は、ぜひ自律神経を整える鍼灸治療を試してみてください。特に当院の「頭の鍼(頭皮鍼)」は、こうした自律神経の乱れからくる不調にとてもよく効きます。

私もこれから、生まれたばかりの次男と、3歳の長男の結、元気な男の子2人と向き合う日々が始まります!

より豊かな夏に向けて、皆様も一緒にこの夏至の時期を健やかに乗り越えていきましょう。