夜中に目が覚める・眠りが浅い原因は寒暖差?睡眠を深くする鍼灸アプローチ
10月に入り、暑かった夏がようやく終わって過ごしやすくなったはずなのに、「なぜか夜になかなか寝付けない」「夜中に何度も目が覚めてしまう」といった睡眠のお悩みを抱えて来院される方が急増しています。

実は、秋は1年の中でも特に睡眠の質が低下しやすい季節です。今回は、秋に不眠や浅い眠りが引き起こされるメカニズムと、睡眠薬に頼らず本来の深い睡眠を取り戻すための鍼灸アプローチについて解説します。
なぜ秋になると睡眠トラブルが増えるのか?
本来、涼しくなる秋は眠りやすいはずですが、私たちの体は季節の変わり目の環境変化に強いストレスを受けています。秋の睡眠トラブルには、大きく2つの原因が隠れています。
- 1. 激しい「寒暖差」による交感神経の乱れ 10月は、昼間は汗ばむほど暖かいのに、朝晩は急に冷え込むといった1日の中の寒暖差が激しい時期です。人間の体には「ホメオスタシス(恒常性)」という、体内環境を一定に保とうとする機能があるため、気温差に合わせて体温を一定に保とうと自律神経がフル稼働します。その結果、日中に働く「交感神経」が夜になっても鎮まらず、布団に入っても脳と体が興奮状態のままになってしまうことがあります。 ちなみに最近、私自身もコーヒーを飲む時間に気をつけるようにしています。カフェインを午後の遅い時間から夕方にかけて摂ってしまうと、交感神経が刺激され、睡眠の質に悪影響を与えるなと自分でも実感しています。
- 2. 首・背中の「深層筋」の緊張 冷たい秋風に当たったり、長時間のデスクワークを続けたりすることで、首や肩、背中の筋肉がガチガチに固まってしまいます。背骨の周りには自律神経の通り道があるため、ここの筋肉が緊張すると呼吸が浅くなり、リラックスモードへの切り替えがうまくいかなくなります。
睡眠の質を劇的に変える、鍼灸の2大アプローチ
「眠れないから」と睡眠導入剤などに頼ると、脳を強制的にシャットダウンさせることはできても、体そのものの緊張が取れていないため「朝起きてもだるい」ということが起きがちです。当院では、以下の2つのアプローチで自然な眠りを促します。
1. 首・肩・背中の「深層筋」を緩め、深い呼吸を取り戻す マッサージなどでは少し届きづらい首の深い筋肉(後頭下筋群)や、背骨際の深い筋肉の緊張を鍼でほぐしてあげると、胸郭(胸まわり)がしっかりと広がり、ゆったりと深い呼吸ができるようになります。
2. 全身のバランスを整えるツボと「頭部の鍼」 全身のバランスをとる経絡治療をしてあげることで、自律神経の切り替えスイッチを促します。代表的なツボとしては、頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」や、足首にある「復溜(ふくりゅう)」といったツボが、高ぶった神経を鎮めるのに非常に効果的です。
特に「頭部への鍼(頭皮鍼)」に関しては、体全体の力みがスッと抜ける、とても心地よい施術になっています。
「朝までぐっすり眠れる体」にリセットしてみませんか?
秋口に限らず、睡眠にお困りの方は、鍼灸で「朝までぐっすり眠れる体」にリセットしてみませんか?
鍼灸治療は、自律神経の高ぶりを優しく鎮め、朝スッキリと目覚められる体をサポートするのに最適な施術です。頭部の鍼など、まだ試したことがないという方も、横浜駅近く・平沼エリアの横浜明堂鍼灸院まで、ぜひお気軽にお問い合わせください。

